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褐色ポニテショタ君と真夏の田舎を満喫したい

帰省中に褐色ポニテタンクトップ短パンショタ君と真夏の田舎を満喫したい。

 築五十年ぐらいの家の縁側に二人並んで座って、ショタ君のおばあちゃんが氷水に冷やして切ってくれたスイカに塩を振って一緒に食べたい。

 ショタ君が好きな色の虫取り網とカゴを持って、山の方へ虫捕りに行きたい。蝉の鳴き声がサラウンドで聞こえる中クワガタやカブトムシを探したい。

 自然に取り込まれた墓地の方へドキドキしながら肝試しに行って、いつもあんなに元気なショタ君の空元気と冷や汗を見たい。自然と身を寄せる形になってショタ君の鼓動を感じたい。

 晴天のもと両脇に田んぼが広がる道を自転車で走って、汗を向かい風で乾かす爽快感と世界に僕とショタ君しか居ないような錯覚を覚えたい。

 近くの町で行われる花火大会に行きたい。屋台がずらりと並んだ道を歩きながら人波に流されないようにギュッと手を繋ぎたい。手のひらからいつもよりも上がった体温を感じたい。

 花火が映った綺麗な瞳を見たい。

 浴衣姿を見たい。

 疲れたショタ君をおんぶして帰りたい。背中からほのかに香りが漂ってほしい。耳鳴りの中でかすかに聞こえる寝息に心を温めながら夜の帰路を歩きたい。しばらく歩いていたら、肩に回された手の力がふと少しだけ強くなってほしい。

 翌日、金魚鉢に入った出目金に目を輝かせるショタ君を見たい。