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私が紫髪キャラ好きな理由が分かった

私は紫がイメージカラーのキャラは大体好きだ。「仮面ライダーエグゼイド」に出てくる敵キャラ、仮面ライダーゲンムだったり、シャニマスに出てくる田中摩美々だったり、これを書いている今はこの2人しか思い浮かばないが、いろいろ好きだ。

そして今日、どうして私がよく紫キャラを気に入るのかの理由、根底にあるものが判明したのでここに書き記す。

  

それは今から5年前、私が小学生の頃まで遡る。

当時小学6年生だった私は、少々女友達を意識し始める時期、いわば思春期だった。ただでさえ相手の顔色をよく窺う私なのに、それに思春期が加わってしまうと自分から話しかけに行くことなんてできない。

そんなある日、5つ上の兄がiPod touchを手放した。我が家は電子機器にわりと寛容というか、結構触らせてくれる家庭だったので、兄に使われなくなったiPodは必然的に、それまでDSぐらいでしか遊んでこなかった私の手に回ってきた。そしてそのあたりの時期に始めたゲームがある。ガールフレンド(仮)だ。

かつてアメーバピグを運営していたサイバーエージェントが運営している美少女系のカードゲームなのだが、テレビCMで見たりニコニコ動画でネタにされていたことを知っていた私は、異性を意識し出したということもあり、少々恥ずかしさを覚えながらも始めたのだ。そこで見たものは、見た目のかわいい女キャラの各々、課金ゲーの仕組み、彼女らに会えるのが二次元限定だという現実。中には刺激的なイラストが描かれたカードもあった。そんなカードに出会うためにムフフといった感じで遊んでいたある日、私は彼女に出会った。

彼女の名は東雲レイ。紫色の髪をしたボクっ娘天才ハッカーである。

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彼女との出会いが私の人生を、特に性癖の部分を変えた。小さい頃から内股などの振る舞いが女っぽいと言われていた私は、自分でも「かわいい女の子になりたい」と思うことがしばしばあった。東雲レイは、そんな私のかわいい女の子像そのものだったのだ。

私のような先天的のオタクは妄想するとき、その主人公、すなわち自分自身を「よく思考が回って悪を正論や軽い身のこなしでやっつけ、よく女の子からモテる」というキャラにする。これは自分こそが正義のあるべき姿だという無意識的な考えから来るものなのだが、裏を返せば、そのぐらいオタクにとって「ツンデレで思考が回って可愛い女の子」というのはDNAに刻み込まれているぐらいにどストライクに好みなキャラなのである。ツンデレというところが重要である。普段は主人公に向かって「うるさいなあ、邪魔するんじゃないよ」とか言って強気なくせに、学園祭とかで一緒に行動していると話の途中に「でも、今日はお前と一緒にいれて、嬉しいけどな」と主人公とは反対方向の斜め下を向き赤面しながら聞こえるか聞こえないかぐらいの声量でポツリと言うのである。もう最高だ。今夜は牛丼にしよう。付け加えるとするならばその女の子が終始手を繋ぐか繋ぐまいかと私の手の付近を迷っているとなお良しである。良しを超えて善しである。もう道徳的なものなのである。

 

というわけで今回は最初に言った通り私の性癖について語っていった。普段誰にも言えないようなことだったのでつい熱くなってしまったが、約1年ぶりのブログがこれなのだから悲しいものだ。しかし悔いはない。先日1年ぶりにガールフレンド(仮)を開いたら、東雲レイの魅力にハマってしまいこれを書くに至った。皆さんも自分の性癖をノートやツイッターに殴り書きしてみるのはいかがだろうか。誰にも明かしてこなかったその思いを放出すれば、新しい何かが見えてくるだろう。